わかりやすくいうとオーブン料理に陶器皿は不向き

陶器の特性をわかりやすく言うと、磁器などに比べて生地が厚く造られています。このため130℃程度の低温加熱には耐えます。耐熱容器は、温度変化が緩慢に起きるようにかなり厚めのつくりになっています。このためオーブンで使用できる仕様になっています。

耐熱ではない陶器でオーブンを利用しようとすると、焼いている最中に割れるか、庫内では無事であっても取り出してからパリッといくのが普通です。グラタンやケーキを作るのは、耐熱加工された磁器か耐熱ガラスがオーブンには最適です。特に、金や銀で装飾を施している陶器は燃え出すので危険です。

高温になる料理に使う場合には、急熱・急冷に強い耐熱ガラスを使うようにしましょう。陶器は、一般的に温度差がある場合にひびが入ったりして割れることがありますから注意が必要です。わかりやすくいうと、130℃ぐらいまでの温度差が比較的少ない料理では、陶器製品を電子レンジで使うことができます。但し、高温になる料理には割れてしまうので。使わない方がいいということです。